水面で 研き上げられた 光る粒子 宝石の粒になり 海の底へと 沈んでいく
現実と虚構が 波頭で 唄声を響かせ 輪を広げていく
いくつもの 唄声の話が ぶつかり合って ぶつかり合って 広がって
宇宙が生まれ
28の小舟と影が 奏によって 七つの曜日に 括られる
日
月 火
水 木
金 土
そんな時 月だけが 輪の中から 飛び出して
新月
三日月 三日月
満月
姿を変えて 支配する