全ては心の始まり 小と大 一と一切 自分を捉える世界は 心を 離れては 存在しない
過去から 木瓜の花がついてくる 祖母のうちの裏庭 図書館の脇の校庭 人通りのない芝公園
心を収める 真実が 立ち上がり 心は 捉え難く ざわざわと
揺れ動き 欲するままに向かう その心を収めることは 善い事だ 心を収めれば
静かな喜びがもたらされる 苦しみが起きるのは 全て 識による
識を消滅すれば 苦しみは 生起することはない
木瓜に 無数の花が咲く